『孫正義 LIVE 2011』を見て自分が「さまよっていた」ことに気付いた

これを読んでいない人(Ustreamにあった動画を見ていない人)は、まず、読んだ方がいい。このブログを、たまたまでも見てくれている人全てに言える。読んでどう思うかは自由だが、これを読まないことは、とても勿体のないことだ。

自分は4月の1週目ぐらいに一度読んだ。まず、これはすごい、と。そのときも色々考えたが、これはもう一度落ち着いて読み直そうと思った。そして今日、読み直した。先月は見ていなかったスピーチ最後のビデオも見た。

ものすごく感銘を受けた。印象を受け考えたことは1ヶ月前と変わらない。


この「感銘を受けた」という自分の感覚はいつぶりだろう。すぐに思いつかない。自分がこれまで生きてきた中で「感銘を受けた」と言える事柄はどんなことがあっただろう。いくつかある。いい機会なので、自分がこれまでに感銘を受けその後の生き方考え方に大きな影響を与えられた事柄・モノ(人)を順番に列挙してみる。

感銘を受けた事柄 当時の自分の年齢
ドラゴンクエストへの道」(マンガ) 9歳頃
「新・電子立国 第5回 ソフトウェア帝国の誕生〜天才たちの光と影〜」(TV番組) 14歳
「インターネット」 15歳
飯野賢治著「ゲーム」(書籍) 16歳頃
YMO」(音楽) 17歳頃
Richie Hawtin」(音楽・人) 19歳頃(と24歳頃〜)
Apple / Steve Jobs」(製品・人) 26歳頃

今思い出せないことはたぶん強く感銘を受けたと思っていないことだからだろう。だから、自分にとってはこの7つだ。今28歳だから最後に感銘を受けたと思ったときから2年経ち、この孫正義のスピーチが8つ目となった。


このスピーチを読む限り、この人は、ものすごく一貫している。だからこそ自分には以下の言葉がストレートに入ってきた。

自分が登りたい山は何なのか。
自分の志ってなんなのか。
自分の成したい事ってなんだろう。

これを決めることが大切だ。
ということで、この一文を僕は覚えています。

登りたい山を決める。
これで人生の半分が決まる。
いうことであります。

http://kokumaijp.blog70.fc2.com/blog-entry-42.html

自分の人生を何に賭けたいのか、心に決めておく。

残された人生の年齢が少ないと、実現できる可能性がそのぶん減る。

http://kokumaijp.blog70.fc2.com/blog-entry-42.html

自分の登りたい山、成し遂げたいこと、志。改めて自分に問いかけるきっかけになった。問いかけて自分から出てくることは一つしかない。「なにがやりたい?」そう人から聞かれたときもずっと同じことを答えていたはずだ。2000年、18歳、登りたい山は10年前に決めてから一度も変わっていない。だが、その山に登ろうとしていたか。その山の頂上に向かって進んでいたか。そのための戦略を立てていたか。ビジョンを持っていたか。

答えは「否」だ。

そのことがはっきりした今年の4月、じゃあこれからどうするかも考えた。すぐ分かった。ビジョンを持ち、戦略を立て、自分の登りたい山を登って行けばいいだけだ。その山は決まっているんだから。

今日、改めて読んで、同じことを考えた。そして、今考えていること・やろうとしていること、今の状況に問題はないと自信を持つことができた。


これは久しぶりの自信だ。

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このビデオは、昔「新・電子立国」を見たときと同様の震えるものがあった。

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