自分の仕事(に関する成長)が上手くいくパターン

学生生活を終え仕事を始めてから3年と10ヶ月。最初の1ヶ月はある会社で(会社を通して、だったが)働くことが決まった上でそのためのJavaの勉強をした。2ヶ月目初めての業務を行うことになったとき、Javaプログラマとしてプロジェクトに参画した自分の最初の仕事は単体テストだった。もちろん自分が書いたコードの単体テストではない。

現場でプログラムを書いたこともないし見たこともない、参画したプロジェクトどころかそもそも受託開発プロジェクト・システム開発がどのように進んでいくのか全く分からないままでのこの作業は、自分が(開発に)関わっていくものについての知識や理解を深めることができ、とてもいいスタートだったと思う。

諸事情により知ったかぶりを決めていたこともあり、最初に「これを作れ・書け」と言われたも何もできず昔から憧れていたプログラマとしての仕事に対し自信をなくしてしまったかもしれなかった自分は、数週間後に単体テストだけでなくそこで見つかった不具合の改修要因としてアサインされたそのときには、Javaによるシステム開発Strutsの基本最低限の知識を持って臨むことができた。そして順調に成果を出すことができた。(単体テストだけを受け身にやらなかった成果でもあるとも思っている。)


2週間前から新しい環境で仕事をしている。Javaや開発のことが何も分からないわけではないが、自分としてはそれに近いんじゃないかと思うぐらいの様々なブランク(サボりとも言う)がある状態。会社の主力製品であるエンタープライズ向けパッケージソフトについて、その機能や操作方法を一通り押さえた後アーキテクチャについて勉強しようといったところで、たまたま、その予定の割り込みとして不具合修正後の検証を行うこととなった。

正直、とてもありがたい。予定されていた勉強スケジュールは狂ってしまったのかもしれないが、それでは得られることができない知識などをこの時期で得ることができていると思う。

これまで気付かなかったが、始めの段階でシステムやパッケージの検証作業から入るのは、自分にとって上手くいくパターンなのかもしれない。新入りにとってこういう予定と違ったことが発生したとき、よく「悪いね…」と思われたりすることもあるだろうが、そうだとすれんば、とんでもない。上手くいくパターン、と自分で言う理由は、こういう流れが、必要だからこそ必要に応じて学んでいき吸収することが、自分に合っている・好きだと分かっていているということだ。


今はまだ全くソースに触れたりコードを書いたりしていない。だが今日、検証を効率良く進めるための内部で使うためのツールが必要だろうということになり、それの作成を自分が行うかもしれないという話が出た。検証作業は明日終わる予定だが、その後にこれを担当することになれば、Java開発・プログラミングのリハビリを行うことができるな。


と、会社の中の人もここを見てくれるだろうと思いつつ投稿…。