小飼 弾『小飼弾の「仕組み」進化論』

小飼弾の 「仕組み」進化論

小飼弾の 「仕組み」進化論

プログラマーじゃない人が読めば新しい発見もあるのかもしれないと思った。自分は本書から新しく何かを得た、というのはないかかなり少なかったように思える。

だけど、以下の点は自分に言い聞かせ、常に意識しておきたい。

仕掛品をたくさん作り、最後の1ピースを待つ
自分の得意分野についてとことんまで突き詰め、あと1ピースが揃ったら完成するという状態にしておく。これが「仕掛品を作っておく」ことにほかなりません。(p.192)

チャンスが来たときにいつでもつかまえられるよう、準備しておくのです。(p.196)

私は「十分に発達した仕事は遊びと区別できない」と提唱します。ここで言う仕事とは、これまで本書で述べてきた「仕組みを作る仕事」にほかなりません。(p.211)

この本に書かれていた20%とは違うけれど、「(1日の)20%の時間で(だいたい1日かかるだろうと前日以前にスケジュールした)80%の仕事をする」ができればなぁと思った。そうすると1日に他にいろんなことができるようになる。もちろん仕事に関することで。これをやろうとすると、7.5時間が1日の定時勤務時間場合、1.5時間で6時間分の仕事をするということになる。…難しいな。

あと、後書きに書かれてあったこの本が欲しくなった。

理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性 (講談社現代新書)

理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性 (講談社現代新書)

そしたらAmazonの「あわせて買いたい」で紹介されていたこれも欲しくなった。