OmniOutlinerを使うならPro版が良い

非Pro版とPro版では3000円ほど金額が違い、Pro版には5つぐらいの追加機能がある。その中の「セクションリスト」という機能があるのとないのとで使い勝手が大きく変わる。(自分は他の追加機能は全く使っていない)

上の画像のように開いているファイルの1番トップ階層にある文章だけが左に一覧で表示される(全ての階層を表示することも可能)。このセクションリストの中を選択すれば、選択したものの子階層のものだけが右のエディタに表示される。

これには2つ利点がある。

  1. 今編集したいところ以外を見えなくしてくれる
  2. 1ファイルに(OmniOutliner1ウィンドウで)に複数テーマを書きそれらを簡単に行き来できるような使い方ができる

特に2.の使い方は非Pro版にはできないこと。これのおかげで同時に開くウィンドウを減らせる。操作がスムーズになり筆も進む。この使い方が変わり効率が大幅に上がるという点に3000円余分に払う価値がある。


ついでに、これはPro版かどうかに関係ないことだが、OmniOutlinerをブログなどにエントリする文章の下書き・構想に使いたいならやっておきたい設定がある。デフォルトでは、OmniFocusからコピーしてテキストエディタやWebの入力フォームにペーストすると記号付きでインデントされてしまう。その後で編集するのは結構な手間がかかる作業なので、環境設定で下のように変更しておくとよい。

チェックボックスを利用しない普通の文章の下書きなら、この設定で、好きな部分からコピペして(後は段落で改行する程度で)そのまま使うことができるようになる。