満員電車は異常

昨日たまたま、早朝の通勤ラッシュの時間帯に東京駅から山手線に乗った。

最後尾に並んで1つ目に来た電車には乗ることができず見送った。このとき自分が一番前に並んだ。(写真はこのときに撮ったもの)

新しい電車が目の前に来たが、ドアからは降りる人もたくさん。すごい形相でみんな降りていく。端に移動しそれを見ながら待っていたが、その後入ろうとする人も鬼の形相で、ドアのすぐそばにいた自分はそれに混ざって入ることができなかった。そしてもう1本見送るハメになる。

もしかしたら周りの人に「なんで先頭に並んでたのに入らないんだ」と思う人もいたかもしれない。だけど無理だ。終電の赤羽駅で空いてる電車に乗ってから人がどんどん入ってすし詰め状態(ほんとピクリとも動けない)になったことがあるが、ここまで混んでる電車に入ろうとしたことがなかった自分には無理だった。

自分は住む場所を選んで通勤時比較的空いてる電車で通勤している。朝はほぼ必ず座れる。帰りは座れないが壁にもたれて本を読める。

毎日、今回自分が体験した東京駅のような混雑を経て通勤するなんて信じられない。悪いけど、アホじゃないかとも思う。仕方がないはずがないじゃないか。仕方ないと思う方がおかしい。(しかもこの東京駅が一番ひどいわけじゃないらしい)

なぜ、何十年もの間、日本で満員電車の異常な混雑が続いたのか。なぜ、おかしいと声を上げる人がこれほどまでに少なかったのか※2。政治家も、労働組合も、普通の人々も、マスメディアに慣らされて、人気のある情報に気を取られている。身近な問題には関心が向かない。けれども、身近な問題に対して、きちんと声を上げなければ満員電車のような信じられないことが何十年も改善されずに続くのである。

満員電車をなんとかしよう!(3ページ目) | 日経 xTECH(クロステック)

おかしいよ、絶対。そのまま放置も、その状態をそういうもんだから仕方ないと思い毎日頑張る人も。そんな努力やイライラや鬼の形相になる時間を1日に2度も持つなんて、得するところなんて何もないはずだよ。