Macで利用している複数HDDをバックアップ(同期)する
自宅にWindowsマシン(とLinuxマシン)が4台あったときもあったが、今はMacBook(初代白)1台だけ。複数所有していたWindowsの1台はファイルサーバ用途で、RAID 1でミラーリングx2で完全バックアップ。2004年頃から自宅でもRAID 1構成によるデータ保存を行いだしてから、1台のHDDにしかデータがない状態というのがなんだか許せない。クラッシュしたらどうしようという不安が消えない。全部がなくなったら困るデータではない。困らないかもしれないけど、嫌だ。(ちなみにこれまでのPC歴で自分のHDDがクラッシュしたことはない。周りではよくある…)
といいながら、MacBookを利用し始めた昨年夏からバックアップなどを行っていなかった。気持ち悪い状態が続いていた。でも、やっとそれが解決する。HDC-U500を購入したからだ。
I-O DATA USB 2.0/1.1対応 外付型ハードディスク 500GB HDC-U500
- 出版社/メーカー: アイ・オー・データ
- 発売日: 2006/01/20
- メディア: Personal Computers
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この製品、毎日ではないが、たまに(よく?)ヨドバシやビックなど量販店でワゴンセールされている。ポイントを値引きと考えた場合10000円ぐらいで購入できたりする。(自分もそう)
ということでバックアップを開始。だけど利用しているHDDが複数ある。以下、利用しているHDD。
- MHW2160BH(MacBookに内蔵しているHDD)
- SATA / 5400rpm / 148.73GB
- HTS721010G9AT00(主に音楽・映像を保存)
- Firewire 400 / 7200rpm / 93.04GB
- 2.5”HDDはい〜るKIT Dual エントリーを利用して外付け化
- LHD-PBE80U2SV(主に普段参照しないドキュメント類を保存)
- USB2.0 / 5400rpm / 74.21GB
ここまでで合計315.98GB。それに新しく購入したUDC-U500。
- 080217_HDC-U500
- USB2.0 / 7200rpm / 465.76GB
HDC-U500上に先に書いた3つのフォルダに対応するフォルダを作成し、そこにそれぞれのHDDの内容を同期させたい。なので、やりたいことはボリューム全体ののミラーリングやクローニングではなく、フォルダ同期。これを実現するためのソフトを色々探しては試した結果、ChronoSyncを利用することにした。
$30、ソフトは完全日本語、マニュアルは英語のみ。有償だけあってかなり高機能。主フォルダから更新(移動・削除も)されたファイルをアーカイブとして決めた世代まで保存しておいてくれる機能もある。よく使う機能などは別エントリにまとめたい。他類似ソフトとの機能比較は下記ページが詳しい。
ところで、起動ドライブ(自分の場合はMacBook内蔵HDD)のクローンを作成し、それが起動不可になっても(クローン作成時点と)全く同じ状態、起動しアプリなどもそのままで起動(復活)できるという目的のものは作っていない。メインHDDがクラッシュすれば、「別HDDに入れ替え→セットアップ→色々なソフトを再インストール」という手間が発生するが、このタイミングで、HDDのデータではなくインストールしたアプリや設定を見直したいと思っているからだ。
起動可能なクローンを作成したい場合は、Carbon Copy Clonerや、SuperDuper!を利用するのが良いと知った。詳細は以下ページに。
今回フォルダバックアップを目的にこれらソフトも試したが、どうもそれには向いていないようだった。